脳について~海馬~〈勉強法 Part1〉

「覚えたけどすぐ忘れる…。コンピュータのように記憶できればいいのに。」

人間の脳はパソコンのようにはいかないよね。当たり前だけど。

だから、脳の仕組みを知り、それをうまく利用して能率的に勉強ってのはどうでしょう。

というわけで、これから、脳の事から勉強法までを簡単に伝えていこうと思います。

脳には「長期記憶」と「短期記憶」があります。

「長期記憶」の保存場所は「大脳皮質」という所。

そこに入った情報はなかなか忘れない。ただそれほど容量がないので、そこに情報を入れる前に、「必要な情報」と「必要でない情報」に仕分けられます。

その仕分け作業(短期記憶)をするのが、『海馬』。

この『海馬』に必要だと認められた情報だけが「大脳皮質」に送られ「長期記憶」となれるんです。

では、どんな情報が『海馬』に認めてもらいやすいかというと「生きていくために不可欠かどうか」です。

だから、英単語を覚えなくても命に別状はないので海馬は通さない(⇒忘れる)のです。

じゃあどうするか…、

その方法は「海馬」を騙すしかない。

そのためには、できるだけ情熱をこめて、ひたすら誠実に何度も繰り返し、情報を送り続けるしかないのです。そうすると「そんなに来る情報なら、必要なものに違いない」と勘違いをして「大脳皮質」に送り込んでくれるのです。

「結局繰り返しか」って思っているでしょ。ホントそれしかないのです。

でも、騙すにもちょっとしたコツもあります。それはまた次回。

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