得意科目をつぶそう≪勉強法 Part6≫
脳はただただ記憶だけしているわけではない?!
脳は、ある物事(A)を記憶する時に、それだけを記憶するわけではなく、同時にその
「理解の仕方」
も一緒に記憶しています。
その「理解の仕方」を応用して、異なる物事との間に潜む
「法則性」や「共通点」
を見つけ出し、他の物事(B)でもより速く、より深く理解することができるようになっています。
勉強で言うと
勉強ならば、ある教科のある分野を十分に理解すると、他の分野も理解しやすくなるってことです。例えば、日本史なら、全体像を把握したうえで、一番得意な時代(例えば江戸時代)をしっかりと理解すればほかの苦手な時代の理解も楽になるということです。苦手な所ばかりこだわるよりも、さっさととばして好きな時代をしっかりと身につけ、次に好きな時代、次、次・・・、最後に苦手ない時代に戻ったほうが、費やす時間もストレスも格段に少なくて済むはずです。さらに日本史をマスターすると他の科目にもその効果は広がっていきます。
全教科満遍なく勉強 vs 教科を絞った勉強
脳科学的に見れば、どの教科も均等に勉強して、平均的にアップを狙う方法よりも、得意な1つの科目を集中して勉強し、まずはそれを極めてしまう方が、長い目で見れば得策なのだという事がわかります。
テスト前になるとすべての科目に力を注いでいますよね。赤点逃れのためにはそれも仕方ないのかもしれませんが、
自分自身の勉強の時には、1つの教科にできるだけ多くの時間を使い、その科目をしっかりと修得できるように心がけましょう。好きな科目のほうがやりやすそうですよね^^。
但し、「英語を後回しにしよう」というのは無しですよ…^^。
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